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日米比較教育研究レポート

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日米比較教育研究レポート

 

1. はじめに

 

 今までに、このホームページにアクセスされ、日米の教育比較研究調 査に御協力いただきありがとうございました。 総アクセス数が1000件 を超え、ある程度信憑性の持てるデータの収集ができたと考えていま す。
 今回、この調査研究の第一段階が終了しましたので、これまでの調査 結果の分析を公表するとともに、ご協力頂いた各学校の先生方の授業教 材としても活用して頂けるように、このホームページ上に簡単な調査分 析結果を掲載しました。
 学生の皆さんや先生方が、それぞれの興味に従ってこの報告を活用し て頂ければ幸いです。 尚、本年(平成10年)の秋には、第2段階の調 査研究をHP上で行おうと考えています。 その際もよろしく御協力の 程お願い申し上げます。

東京電機大学 広石 英記 岩崎 暁男 大江 正比古

 

2.研究概容

 

 近年、日本の学校教育の現場では、小学校から大学に至るまで、いわ ゆる国際化の影響は著しく、国際理解教育は教育カリキュラム全体の中 でも重要な位置を占めつつあります。 異文化の理解を試みることは、 同時に自国の文化をより客観視して捉えようとすることでもあり、広く 社会を理解し、その中での自己の位置づけを確かなものとする上でも、 異文化理解の重要性はきわめて大きいものといえるでしょう。
 この研究は日米における実地調査を基礎として、両国の生徒、及び学 生の実態と異文化への興味関心、理解受容の在り方の相違を明らかにす ることを目的として行なわれました。 また更に、その受容形態、理解 内容とそれぞれの国における学校教育内容・制度との相互連関をより明 らかにすることをも目的としております。
 調査対象者は、日米の中産階級に属する高校生及び外国語や国際問題 を専門としない一般大学生です。彼らの異文化理解を明らかなものにす るべく、このHP上に記載されているような生活環境、歴史認識及び愛 国心、学校および学歴に対する意識等について、自国および異文化理解 に関する調査項目を作成しました。調査対象者が Internet上の本研究 HPにアクセスし、直接 PCを使って回答を打ち込む方式をとりました。

 

3.調査手順

共同研究HPリンクのデザイン

 

4.調査結果の分析

 今回の日米共同研究調査は、調査項目が29項目 ( 日米比較教育調査表 ) あり、項目間の関連性を視野に入れた場合、多数の調査解析が可能です。 この報告では調査結果の一部の分析を掲載しました。
 また、報告の流れを重視して、調査項目の順番で解析するのではなく、
@調査対象者の属性分析(Q1,2,3,4,) A日米の学生の日常生活比較 (Q14,15,16,17,18,) Bパーセプションギャップの抽出と比較分析 (Q19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,) C教育に関する国際比較 (Q5,6,7,8,9,10,11,12,13,) といった順に調査結果の分析がなされています。
 尚、具体的調査項目や生の調査データに関しても公開していますので、 興味のある方はご自分の視点で解析してみて下さい。

 

@調査対象者の属性分析

日米の主な参加学校のプロフィール等

 

A日米の学生の日常生活比較

2-1:テレビ視聴時間と情報環境について(Q14,15)

2-2:家庭生活およびアルバイト状況(Q16,17)

 

Bパーセプションギャップの抽出と比較分析

3-1:海外への関心度(Q-19, 20, 21)

3-2:真珠湾攻撃/原爆投下の受け止め方(Q22,23)

3-3:歴史/国旗/国歌やNational Identityに関して (Q25,26)

3-4:日米相互の相手国家のイメージ(Q-27,28)

3-5:知っているアメリカ人/日本人(Q29)

C教育に関する国際比較

4-1: 分野 / 成績 / 希望学歴 (Q5,6,7)

4-2: カリキュラムおよび学校の成績 (Q-9,10)

4-3: 入試制度および「一流校」評価 (Q-12,13)

4-4: 学校教育への満足度(Q8)

4-5: 授業の理解度(Q11)?

 

Dまとめ( 調査結果と今後の展望 )

 

E調査結果データ Excel97 CSV